占いをあまり信じていなかった私が占いを信じるようになったきっかけ

占いをあまり信じていなかった私が占いを信じるようになったきっかけ

北海道のある田舎町にいる占い師の方に占ってもらった時の話です。

会社の先輩からよく当たると評判の占い師がいると聞いて、同期の三人で休日に行ってみることにしました。

そこはとても古びた小さな建物で、一見するとやっていないのでは?と思うほどでしたが小さく営業中の文字が。

恐る恐る中に入ると、部屋の真ん中にはこたつが置いてあり古い家具が並ぶ普通のお宅の居間のようでした。

奥から出てきたのはメガネを掛けた中肉中背の中年男性で、私達が占ってほしいと告げると全員コタツに入るよう促してきました。

男性も含めて四人がコタツに収まると、男性はトランプを取り出しこれで占いをするのだと話しました。

手始めに私がいつ結婚できるか占ってほしいと頼むと、男性はコタツの上にトランプを並べていきます。

そして何枚かトランプを捲った後に言われたのは「あなたが結婚できるかどうかはあなた次第でしかない、あなたが本気でしたいならできるのでは」と言った旨でした。

私は元々あまり占いを信じておらず定番の質問として言っただけだったのですが、なんだか投げやりな返答にガッカリしてしまいました。

しかし次に別の子が彼氏との未来を占ってほしいと頼んだ時の事です。

男性は同じようにトランプを並べて捲るを繰り返していましたが、ふと真面目な口調で「最近あなたか恋人に悪い出来事があったのでは」と聞きました。

一緒に行った私達も知らなかったのですが、なんとその子の彼氏が事故にあったばかりだったのだそうです。

男性は更に続けて「少し悪い気配が見える、○○神社へお参りに行った方がいい」と話し「それでも悪い事が続くようならお金はいらないから連絡をくれ」と携帯番号が書かれた紙をその子に渡していました。

その時の男性の真剣な雰囲気や占ってもらった子の反応で、この人は本当に凄い占い師なのだというのが伝わってきました。

私への占いがあっさりしていたのは私が真剣に占ってもらう気が無いことを見透かされていたのかもしれません。

その後、その子と彼氏は二人で○○神社にお参りに行ってきたそうです。

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